アイツと、読書と、音楽と

岡村ちゃんに長患い

宮城においでよ

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東日本大震災
 
死者    1万5,894人
行方不明者   2,561人
震災関連死   3,410人
 
避難者数 17万4,471人
仮設住宅  5万7,000人
阪神淡路大震災では発生から5年でゼロ。
 
 
また今日という日が巡ってきた。
願わくば、あの日凍えるような雪が降ったあの場所に、今日は暖かい陽の光が差しているように。
東京は冷たい小雨。私は通勤時、そっと差している傘をよけてみる。
こんな寒さじゃなかったはずだ、と。
あの日の寒さは、こんなもんじゃなかったはずだ、と。
 
震災時小2だった息子は、この春中学2年生となる。
被災して親、兄弟、友達を亡くした息子くらいの子供たちは、この5年どんな
思いで過ごしてきたのだろう。いつもそのことを考える。
幼かった彼ら、彼女たちが、今やっと震災のことを語り始めているという。
悲しさ、苦しさ、あたりどころのない憤り。
しかし彼らはしっかりと見てきた。目をそらすこともなく、耳をふさぐこともなく。
若き語り部たちの言葉を、大人はしっかりと受け止めなければならない。
いや、当時中学生だった子供たちは、もう選挙権を持つ大人だ。
その一票一票が、これまでの責任者が見えない日本の政治に直接問いかけてくるだろう。
その問いかけに答えていくことが、先に大人になった私達の義務でもある。
 16歳の語り部

16歳の語り部


もう東京ではほぼ映らなくなっている仮設住宅、がれきが撤去された沿岸部のどこを見渡しても更地である姿、福島の庭先に積まれる黒いビニール袋。
私たちは想像を怠ってはならない。映らないことは「ない」こととは違う。
 
 
できることなら、東北の沿岸部を直接見に来てください。
一生に一度でもいい。おそらく一度見たら、自分の中の「当たり前」というものが本当は何もないという事実に驚かされます。
仙台駅はこの春、また一層新たなる商業施設で賑やかに成長をするようです。
その賑やかさもまた本当の仙台でもあるのです。
 
もうすぐ桜も咲きます。
新しい季節を迎える前に、いまいちどいろんなことを考える、そんな日にしたいと思います。

あ、岡村ちゃんのファンブログなのに、と思われるかもしれませんが、私にとって、あの震災の時の無力感、絶望感、逃避したいという気持ちを救ってくれたのは、あの夏に復活した岡村靖幸だったのです。彼がいなければ、私の心は少し壊れていたかもしれません。だから、感謝しているのです。