読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アイツと、読書と、音楽と

岡村ちゃんに長患い

岡村靖幸「ラブメッセージ/ヘアー」

甚だおこがましいぞ!

なんだ、お休みをいただくって?
何様なんだ、自分!
 
皆様にお叱りをいただく前に、自分で自分を叱っておきました。
そう、舌の根も乾かぬうちに、お休み終了です。
お誕生日企画の際に、たくさんの方の岡村熱にあてられ、自分の中の岡村靖幸のバランスが完全に崩れてしまい、ブログを休むことにしたのですが、いざ書かないとなると、どうにもこうにもちっちゃな×3ハートが行き場をなくして彷徨い始めました。
アルバムが出るまで、なんて岡村のせいにしてブログを休む自分も、ファンの風上にもおけません。書くことあるだろ、自分!書くことなくなるまで書いてみろ、自分!
ここはひとつ、シングル発売をきっかけに、また一から出直そう、そうひっそりと思ったわけです。女々しい奴だとお笑い下さいまし。恥を晒しながらの復帰でございます。
 

 

 

 

ラブメッセージ

ラブメッセージ

 

 

 

 

さて、みなさんはもう聴かれましたでしょうか?映画主題歌というガチガチのタイアップ作品「ラブメッセージ」そして上なのか下なのか右なのか左なのか、話題騒然「ヘアー」。
 
まずは、クレジットを見てたまげたのです。はい、こちら!
f:id:sakurakanade:20150903152032j:image
whateverはもうお馴染みとなっているわけですが、bassがついに、横りんこと横倉和夫となっております。
ベース、これベース、わかる?と叩きこまれて育った私達にとって、いかに岡村作品でベースが重要かわかっているつもりなのです。ついにベースを横りんに委ねたかー!私はもうその部分に衝撃を受けました。だって、試聴の際に「ヘアー」のベースがバッキバキだったのですもの。靖幸が弾いていると勝手に思い込んでおりました。これはちょっと事件かな、と。
 
で、曲の中身ですが、まず「ラブメッセージ」。「ヘアー」の方がみなさんの話題となっておりますが、私はむしろ「ラブメッセージ」の作りの見事さに感心しています。なにせ今回はオファーをいただいての製作。映画のエンドロールに流れることを考え、映画の中身も加味して作られたわけですよね。ピッタリじゃないですか。メロディー展開が、観てもいないのに、映画の場面が浮かんでくるようです。そしてラヴではなくウォントとニード(あえてカタカナ表記)を使ったところが「青春といえば岡村靖幸」。いつまで青春歌っているんだ、と思った時期もございましたが、いやいや、歌ってほしいわ、これほどの輝きを持続できるのなら!
これが映画館の大音響でかかることを思うと、シビレます。若者たちよ、最後まで席を立たずに観るがいい!
 
そして「ヘアー」。
私はこれを聴いた時、やっと岡村靖幸の自己紹介の時期は終わった、と思いました。
「エチケット」での復活から今まで、スーツを着込んで、眼鏡をかけて、一枚一枚「岡村靖幸」と書かれた名刺を腰を低くして配り続けてきた彼が、やっとノルマを終了し、狂気の世界に戻ってきた、そんな感じです。試聴では、一個も歌詞が聴き取れませんでした。それって、最高なわけですよ。え?空耳?の連続こそが岡村の醍醐味。そして歌詞カードを見た時の「まさかほんとにこう歌っていたとは!」という驚きと喜び。
なんだよ、テディベアが立つって!
全身ヘアーが立つ
テディベアが立つ
もうこの歌詞だけでくやしくて仕方がない。でも負けたくて仕方がないのですよ、岡村ちゃんに。負けてこその悦びをあまりにも知ってしまっているわけですから。
 
この「ヘアー」のベースの攻めっぷりを横りんに委ねた岡村靖幸。純度100%を求めるのが正解か、濃縮還元を求めるのが正解か。岡村靖幸に限って言えば、まだまだ正解なんて教えてやらないぜっ!ってところでしょうか。
 
ヘアーまで聴いたところでやっとジャケットのおどろおどろしい文字の意味がわかった気がします。ジャケット裏の、え?なにか?的な顔も憎たらしくてしょうがありませんよ、こんちくしょー!


にほんブログ村