アイツと、読書と、音楽と

岡村ちゃんに長患い

岡村靖幸「Love φ Sex '88 DATE 」

邪気がない。まさに無邪気。
私が今あらためて見て思いつく言葉は「落ち着きのない、やりたい放題の王子様」だ。

現在、岡村ちゃんお誕生日企画として、好きな曲・歌ってほしい曲などを募集しているわけだが、募集している私にとっては、果たして歌ってほしい曲はなんぞやと、久しぶりに私の中の岡村探しの旅に出ている最中である、会社の昼休みに。
お昼を早々に食べ、一人SONYのポータブルプレイヤーに向かい、過去の岡村作品を観る。至福の時。
きっとまわりの同僚たちは
「あの人、また変なもの見てる」
と思っているのだろうな。まあ、どんと来いだ。しばらくは岡村ちゃんを映像にておさらいしていこうと思う。

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さて、1988 Tour “DATE” 最終公演(1988/12/29, MZA有明)の一部を収録したこの作品、私はいつどこで見たんだろうなぁ。確実に学生時代に誰かの家で見た。私の周りには岡村ファンは結構いたので、案外人の家で岡村作品に触れる機会も多かった。このビデオ(間違いなくビデオデッキで観た!)は明らかにワイワイガヤガヤと笑いながら観た記憶がある。

まずなんといっても、嬉しくなるのがステージに設置されているバスケットのゴールとベット。最新型のベットだよ、か。これでこそ岡村。もうこの状態をみただけで無駄に胸が躍る。
そして、曲と曲との間に入るイメージビデオの可愛らしさね。アイドルかよ。
まあ、アイドルだったと思います、このころはある意味。笑顔をふりまきバスケットボールで遊ぶ岡村。女性に必死に振り向いてもらおうと格好をつけ、実はそれは夢だったのねー、と枕を抱く岡村。文句のつけようのない可愛らしさ。だって僕、まだ23歳だったんだもん。

この頃の靖幸ちゃんは「格好つけること」「かわいこぶること」で出来上がっている。泣いてみせる。はにかんでみせる。あとは吉川晃司言うところの「ハエが手をする足をする」のデンス。
まだヴォーグを取り入れていない頃の、まとまりのない、それなのに目が離せない「あの輝いている子は誰?」と言われるのが頷けるデンス。次の動きの予測がまったくつかないドキドキ感。なんというのかしら、ペット感あふれるな。

この頃の自分は何をやっていたのだろう、と思い返すと、暗黒の浪人生活を送っていたわけで、テレビや雑誌で岡村をみるたびに、「今に見ていろ、生で観てやる!」と歯ぎしりをしていた頃だ。嫌なことを思いだしたぞ。その歯ぎしりが思いのほか長く続くことになるとは(自分の都合&岡村の都合)この頃夢にも思っていなかった。

Young Oh! Oh!の自転車漕いでる姿、イケナイコトカイの薔薇をまく姿(最初に見たときには、わっ、ほんとに薔薇まいてる!って思いました。もちろんキモッてね。褒め言葉として捉えていただきたい)、いじわるの寝そべりながらのワンタイム!いや、微笑ましいね、まったくもって。
この中でもやはり私のお気に入りは「うちあわせ」と「Out of Blue」。
「うちあわせ」のタイにベストの衣装がまた良くお似合いで。やっぱりこの曲はかわいい。コール&レスポンスも初々しい。ずーっと好きな曲。
アウブルは音だけ聴いていても、ずば抜けてカッコいい!オベーション特有の音というものを私は岡村ちゃんに教えてもらったのだなーと思える一曲。今もこのアウブルを一曲リピートで良く聴く。そのくらい好き。
アウブル前には今となっては珍しい、本人のMCが聞けるのも貴重。

特典映像の「water bed」。私、生で聴いたことあるかな?
あ、ファイヤーで歌っておるのか。これもっと歌えばいいのに。CDで聞いた時には特別何とも思わなかったのに、生で聴くとなぜか好きになってしまった曲のうちの一つ。たぶんこのねっとり感がたまらないのだろう。

とにかく見ていて安心、ぽよんとしたかわいらしい肉体もまた愛でるポイントの一つ。今回確認できたのは、自分、この頃すでにだいぶ好きだったな、岡村が、ということ。
クロスのネックレス、また売ればいいのに。いまだにそう思っております。

01 : Young Oh! Oh!
02 : 聖書 -BIBLE-
03 : うちあわせ
04 : 19(nineteen)
05 : いじわる
06 : イケナイコトカイ
07 : Out of Blue
08 : だいすき -ENDING THEME-
特典映像「water bed」