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岡村ちゃんに長患い

【完全ネタバレ】岡村靖幸 This is my lifeツアー 仙台公演 2015.5.6

私の時を止めるのも、また動かすのも、すべてはアイツのなすがまま。

青葉萌える五月、私の一番好きな季節に、一番好きな男が我がふるさと仙台にやってきた。
コンサートツアー「This is my life」。なんと大きく出たことか。いや、それでこその岡村。お前の人生見せてみやがれ!
そのちょうど中盤折り返し地点ともいえるタイミングがこの仙台公演でした。

ブログをご愛読いただいているみなさんはすでにご存じかと思いますが、先日入院などをしまして、この仙台公演も一か八かで取ったチケット。神番を見た瞬間「誰のためでもない、岡村のためにGWまでには体調を万全にする!」そう誓ってここまできたのです。もう俺のこの暑苦しい気持ちがこの時点でダダ漏れ

ダダ漏れついでに全く買う気のなかった物販販売にも軽い気持ちで並んでみるとあら不思議、私の手の中には「SENDAI BABY」と書かれた、姉ちゃん、それいつどこで着るのや?と妹から問いかけられた地方限定Tシャツ、小さめマチつきトートバック、そしてピンバッチが。なんかちょうど物販に並んでいる最中に「彼氏になって~」と「Automatic」の音合わせが漏れ漏れで聞こえてきまして、一気に岡村熱が上がってしまったんですねー。散財。しかし悔いなし。
あ、ちなみに今回スタッフTシャツがかわいいと評判だったのでチェックしてみました。優しそうなスタッフの方にお願いして写真を一枚とらせていただきました。それがこれ!たしかにかわいい。特に袖。売ればいいのにね。
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今回も岡村仲間と、今までのツアー内容の情報などを聞きつつ、開演までの時間を過ごします。
わたくし、岡村人生初の3列目。しかも俺の元久寄り。そして仙台市民会館座席はかなり見やすい角度、少々大きな人が前に座っても大丈夫。なんといっても、ステージと客席との距離が半端なく近い。たぶんわたし、1列目だったら失神してます。3列目に座ってみた瞬間、ちょっと息を飲みましたもん、緊張して。いつもと変わらぬ「火の鳥」がますます私の緊張を高めてくれちゃうのです。

場内アナウンスが、岡村の名前を間違うという、えーーーっなハプニングがありつつ、いよいよ開始。
ここでまず、大変驚くべきことが起こったわけです。
何、この曲。知らねえ。
まあ、そんなわけないはずなんですよ。私も伊達に岡村ファンになって年月を重ねてきたわけじゃありませんのでね、岡村のコンサートで知らない曲なんて、あの白石さんが「新曲やります!」と叫んだビバナミダの産まれたて状態の時くらい。
しかし、今回はオープニングです。誰からも何の説明もなく、しかもなんだかもう完全に出来上がった感じの曲を歌ってひらんひらんのカーテンから岡村登場ですよ。マイペースマイペースって歌いながらね。
これ新曲か?新曲じゃなかったら何なのか?
もう頭の中がはてなマークいっぱいになりながら、今公演、出発進行!
いや、思い起こせば昔はシングルになる発売前の曲をコンサートで先にお披露目してたなー。それか?そのワクワクするような習慣プレイバックか?

ちょいまたアレンジを変えながらの「どぉなっちゃってんだよ」で平常心を取り戻した私。コール&レスポンスも気持ちよく決まり、一気に靖幸ペースへ。
ここで出ました「泣いちゃいそうだよ」。渡辺美里ちゃんへの1992年の岡村提供曲です。へー、と。ふーん、と思いましたね。これを持ってきたかと。
また美里への提供曲は靖幸が歌うと上手いんです。歌いやすそうに歌うんです。その証拠に「僕ももうちょっとで泣いちゃいそうだよ」などと、聞いてもいないことを間にちょこちょこと挟み込んでくる余裕あり。非常に聴きごたえありました。
その流れからの「カルアミルク」。毎回歌うから飽きるか、と問われれば、やっぱりこの曲も飽きないんだよなー。年々その歌に岡村自身が追い付いてきている感があり、この年齢になったからこその「電話なんかやめてさ」が胸に沁みます。
ここで早くも私ハンカチ用意。
あ、そうそう!カルアミルク前に、なんか語りかけられますから、岡村さんに。気をつけて聞いて差し上げて下さい。なんだ?岡村MC?って緊張しました、一瞬。ほんと一瞬だけね。
追記・MC風語りは泣いちゃいそうだよの前でした。仙台ではかなりまともなこと言ってたのに、東京ではヒップホップの帽子ネタ登場で爆笑。

さて、次は何の曲かな?
シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン。
あら?サンタさんの鈴の音。
サンタさんの鈴の音?
鈴の音?
何月だよ、おい、仙台ですらTシャツ着てっぞ!という全オーディエンスの心の声(私だけ?)などまったく聞こえないかのように例のクリスマスアレンジでのdog days」をしらっとはさみこんで(たぶんあの振りをやりたかったんだろ、あの振りをさ!)の「ラブタンバリン」。もうこの流れはあれなんですね。一つの形になっちゃっているんですね。気にするまもなくラブタンバリンで気分はまたあがります。

さあ、ここからは岡村的近年作品が続きます。聞きたかったぜ「Automatic」!
まぁそれはそれは丁寧に歌う歌う。宇多田より明らかに一音一音がっつり発音して歌うんですよね。かわいい。こういうところにわたくし胸がキューンですよ。そして宇多田ヒカルより、姿勢低くデンスしていたのもキューン(いや、もう全部に胸キュンなんですけどね)
しっかり後半部分は狂気を孕んだ歌いっぷりへと変貌を遂げ、俺満足。
スマスマに出てから、私の評価うなぎのぼりの「愛はおしゃれじゃない」。なんてライブに映える歌なんでしょう。途中の「んあ~」とか、もうたまんないわけですよ。もうモテたいぜきみだけにの「きみ」は私だ!とたぶん会場中の人がちらりとは思ったはず、男性も含めて。超キュート。
そして「ビバナミダ」。やっぱいい曲だなー。会場の一体感半端なし。ナミダナミダの部分の振り付けも、気づけば私ですらやっている。赤面。でももうなんでもよくなってきています、この頃になると。

とにかく近いもんでね、靖幸さんに。あの噂に聞いていた汗のとびちりかたのもう美しいことこの上なしなのですよ。ターンの瞬間の汗が絵になる!たまりません。いやまてよ、ちょっと汗かきすぎじゃねぇの?はい。今回も裏地がっちりのスーツ姿でしたから。あの衣装はなんとかして差し上げられないかしら。清志郎のスーツが実は手ぬぐい生地みたいなものでできていたことを知ったときから、そうだよ工夫してるんじゃん、他のアーティストは!と私も気づきましてね、あれはぜひとも改良してさしあげてほしい。汗の飛び散りは見たいけど、あれは体力消耗しますって。なんならツアーTシャツでも可。

ここでバンドタイムが入りまして、しばし袖へ下がる岡村ちゃん
相変わらず余韻を一切のこさず、すたすたと下がります。かっけー。その後ろ姿にまた惚れる。
で、「彼氏になって優しくなって」で登場。やっぱり最近の歌が多いって、幸せなことですね。しなやかなキッス、飛んできました。
そして、この曲も最近の恒例「イケナイコトカイ」。うぉううぉおーーー。
もう、こっちの息が止まります。これ好きなんだろうか、岡村ちゃん自身は。最近ちと疑問。

んでもって、きました、私の本日の初体験コーナー「いじわる」
まあ、こんなに最初から最後まで間近で岡村さんを見るのは初めてなんですよ。
しかも全体像が見える状態で。いつもマイクに対してなにやら岡村が怪しい動きをしていたのは、なんとなくは知っていましたが、もう目の前で克明に詳細に微に入り細にわたり見ちゃいました。「これが見たかったんだろー、靖幸ちゃんのこれが」という声が完全に聞こえてきましたね。あの人はすごいわ。あんな具体的なフィンガープレイだったなんて。しかも指舐めてからのマイクプレイののちの指舐めの…以下続く。ばい菌はいっぞ、口に!ワンタイム、どすっ。ツゥータイム、どすっ、どすっ、も、モロ目の前。お腹いっぱいです私。なんだろう、眼福なのか、毒なのかすらわからなくなるほどの衝撃。ありがとうございました。(とりあえずお礼)
追記・東京では、仙台に比べてかなりエロ指数低かったですよ。というか、仙台がかなり濃かったような気が。得をした、と素直に喜びます、私。

一転してさわやかに「19」の後は
「今日はねぇ、仙台、U2歌うよ!U2!」「歌って!」
岡村先生すみません。前にも申し上げたかもしれませんが、課題曲が難しすぎます。次回はもう少しご考慮いただければ、私ちょっと頑張ってみれるのですが。

さあ、いよいよ俺の元久。白石さんの登場です。
ちなみに俺の元久と言ってはいるものの、この日の私の視点割合は「岡村靖幸99.9%。白石元久0.1%。以上」ですからね。他のメンバーのことを質問されても一切答えられませんので、ご了承ください。
牛タンネタ「ねえねえ、牛タン、はい、あーん」「おいおいそれは君の舌だろ、パク」この変態プレイの女性バージョン、男性バージョンを一人再生。岡村さんにもいかがでしょうかとお伺いをたて、岡村さん、とりあえず頷く。
岡村さんに抱いて欲しい人?と問いかけに、男性も多数手を上げ、岡村さんにどうでしょう?岡村さん、とりあえず頷く。その間岡村さんはちょこりんとステージ中央に座りながら、超高速で扇子であおぎまくる。私、永遠にこの扇子あおぎプレイを見ていたいと思いました、心から。おそらく24時間見ていられます。3列目で良かった。
そしてメンバー紹介のち、我らが岡村靖幸をみんなでコール。
その瞬間が近づいたと知った時、岡村靖幸、急に慌てて、あのおなじみの喉に良い、ちゅーっと吸うやつを吸う吸う。萌え。

「あの娘ぼくがロングシュートきめたらどんな顔するだろう」「だいすき」
どんなにセットリストがマンネリと言われるようになっても、この2曲を味わう最高の幸福感だけはとっておいて欲しいと私は心から思います。
やっぱりあのロンは特別です。最高です。なんでこんなに胸がざわつくのか、その謎を一生考えて私は生きていきたい。汗まみれのスターは、私にとって岡村靖幸ただ一人。
そしてだいすきなひとに大きな声でだいすきと叫ぶチャンスを与えてくれる「だいすき」。この曲を作ってくれてありがとう、岡村ちゃん

アンコールの後、これまた今回密かに話題の「慕情」が登場。
へー、ですよ。ふーん、ですよ。サザンですよ。これがけっこうハマった。ハマったというか、かなりいい感じ。あー、そう。岡村くん、サザンもいけちゃうのねー、と感心したところに、今回2度目のハンカチ登場「Lovin' You」。
ご存じ美里ちゃんの名曲、もちろん岡村提供曲です。なぜ泣くか、俺。だって、美里がこの曲を歌っているときには、すでに私はあなたを、岡村靖幸を作曲家として好きになっていたのよ、と。わかってる?どんだけ好きだと思っているの?と。THEはた迷惑。勝手に泣いてろ、という話ですよ。まあ、泣かせていただきました。
「スキャンティブルース」うーん、ステキ。ほんと色っぽいんだ、岡村が歌うと。出だしのなんだかわからない「不器用にこなす」の直前の「しゅっ」というような空気音が必ず入っての「不器用な」ってところが大好物。あの謎の発声が絵も言われぬ刺激を私に与えるのです。もうドキドキが止まらない。

ここでちょっとしたトラブルが。曲が始まったのに、なぜが岡村が歌いださない。俺様ぷいっと後ろに下がる。それでも観客の手拍子は続く。
そしてまた岡村が前に進み、曲が始まったときには、さっきよりスローテンポ。
まあ、機械のトラブルだったのでしょうが、なおさらスローな印象をうけた「Come Baby」登場。これは好き嫌い別れるアレンジですねー。
どうなんだろう。こんなスローなカンベベ聞いたことない。これはみなさんに感想を聞きたいな。岡村ちゃんに関して言えば、かっこよくは歌っていました、すごく。
追記・東京で実は一番かっこ良かったんじゃないか、と思ったのがこのカンベベ。アレンジの天才っぷり健在に加え、歌い方が最高。このアレンジ、すごく好きかも!

雰囲気一転してのプリティー部門「うちあわせ」。このころの歌はとにかく大好き。かわいい岡村ちゃん全面に押し出し。みんな、かわいいー、って言ってあげてね。49歳でもかわいいものはかわいいのよ!

白石さんMCとなり仙台のアンコールの持続性と勢いをお褒めいただく。そしてカンベベテンポ違いに関するみなさんの温かい拍手への感謝のお言葉。
「最後の曲になってしまいました。でもみなさんのダンス・チャンス・ロマンスは自分次第ですよ!」というMCののちに、今日も来ましたドキドキタイム「Super Girl」。もうね、岡村の目が挑戦的になるわけですよ、イントロ部分から。明らかにあれを意識している、あの動作をね。
とりゃーっ!今回の側転、私としましてはかなり安全性も高く(これ一番重要!)、満点に近いものだったと思えますがいかがでしょう。いつになく安心して回っておられました、わがままボディーが。

幕間があり、エレピが残念ながら、いつもと反対側に設置され、お楽しみのお時間でございます。「仙台ベイベ エレピ編」
弾き語り、今回のもかなりレベル高。NPO法人持ち出してきましたからね。あ、その前にきみは彼氏がいるのか、いないのか、聞いてきました、もちろん。そして「あっ」という小芝居の後、彼氏がいてもうらやましくないと申され、なぜなら彼氏はNPO法人でみんなのためのボランティアをやっているから、と。
でも僕は違うぜ、君だけの NPO法人ボランティアなんだぜー。最高かよ、岡村。
そして、ボランティアかよ、岡村。
いや、いいの。なんでもいいの。私だけのボランティア、働いてもらうわよ♡←痛い(泣
追記・そして今回のツァーは、エレピの位置は左右交互っぽいです、全通されている方々からの情報によると。

さあ、そして私のハンカチが盛大に湿る曲がやってまいりました。
歌ってくれたよ、「ちぎれた夜」。なんだろう、ライブ映えはしないのかもしれない。それでもこんなに最近CDで繰り返し聞いてきた歌だから、特別な歌だから、ほんとに生で聴けて良かった。今日来てよかった。やっぱりこの歌は特別だ。そう思うことができました。
そして、いい流れです「真夜中のサイクリング」。歌詞の一つ一つのセンスに驚き、そのメロディーラインに胸をうたれた、初めて聴いた時の感動が、すぐに蘇ってくる、いや、あの頃よりずっと頼り甲斐がある、そんな優しい歌い方でした。

ついにオーラス、オベーション弾き語り。執拗なまでに「たぶん23歳」、そして「仙台ベイベ」を一生分歌わされましたよ。またコール&レスポンス、難しいんだ「たぶん23歳」が。これもまたなんとか岡村先生、次回ご配慮いただきたい。
「Out Of Blue」は、今回はもう大満足の気持ちで歌えました。寂しさよりなにより、多幸感でいっぱい。ほんとうに来れてよかった。岡村靖幸、最高。

今回は、なんだろう、ちょっとした変革期なのかなと思わせる構成でした。
どこをどう変革したいのかはわかりかねるのですが、なんらかの意志は感じましたね。まさに、どうするどうなる岡村靖幸でございます。

しかし声の調子といい、デンスのキレといい、ベストコンディションだったのではないでしょうか。全体的にすごーく余裕があった。がむしゃらな岡村ちゃんじゃなく、王としてステージに君臨する岡村靖幸でした。
私の勘違いでなければ、ちゃんとしたカメラも入っていましたし、これが映像として残れば嬉しいな。
先ほど王と書きましたが、うちの王様は口をちゅーの形にして、何度も客席に迫ってきましたよ。最高の萌えポイントです。また新しいかわいいポイントを憶えたようです、あの子ったら。

駆け足でまとめてまいりましたが、私の記憶も年々怪しくなってきております。
かなり抜けているところもございますが、ご了承くださいませ。
とにかく、今回は大満足のステージでした。
なにせこの私が、産まれて初めての出待ちまでして、ワゴンからのお手振りに胸いっぱいとなったくらいですから。
やっぱり私、岡村靖幸がだいすきだ!