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岡村ちゃんに長患い

岡村靖幸コンサートツアー「ファイヤー」in渋谷公会堂【完全ネタバレ】

グラフの種類でレーダーチャートってありますよね。
こんな感じ。

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岡村靖幸は、この円より数値が物凄く飛び出してしまっている部分と、限りなく中心に向かっている数値で出来ている「アンバランス」の人だと思っていたのです。
昨日のライブでの岡村は、この円そのものが物凄く大きくなっていました。今まで見たことのないくらい大きく。その中に確実に数値を伸ばしたデータが内包されていました。そしてこの数値はまだまだ伸びるとみた。アンバランスを内包したバランス感覚を得たオトコ。

わたくしにとりまして、一年以上ぶりの生岡村。待っていた甲斐があり、渋谷公会堂。そう、席あり!もんのすごく心に余裕を持って当日を迎えることができました。

この日は、家を出る前に、先日のSMAP×SMAPを再確認してから出てきたのです。私はあれほどまでに緊張した、肩に力の入った岡村靖幸を見たことがありませんでした。あんなに緊張したことがない、と言っていた、傍若無人とも言える若かりし頃の彼とは別人のような姿に、実は私、感動したのです。そうか、岡村にも「怖い」ものができたのか!と。それならば、この人はもう大丈夫だ、と逆に確信したのです。

渋谷でちとせ画伯と、いつもTwitterで仲良くしていただいているフォロワーさんと待ち合わせて、ランチなどしながら六本木での岡村情報を楽しく聞き、今回のかなりの重要ポイントである物販にいそいそと向かいました。
何度もこのブログで申し上げたかとおもいますが、今回のグッズ最大の驚き俺得ポイントといたしまして、
1.ナンシー関彫「ぼくを好きかい?」
2.忌野清志郎愛娘、百世ちゃんデザイン
この二人のグッズが登場したのです。
なんたる奇跡!特にナンシーは亡くなっていることもあり、著名人を彫ったものに関してはオトナの事情で商品化されることがなかったのですが、このたびババーンと登場したわけです。
この二人のTシャツを買わずしてどうする!鼻息荒くして買いましたとも。着用していきました仲井戸チャボTシャツを脱ぎ、ももちゃんTに着替え、清志郎と靖幸が繋がったことを肌で感じながら会場内へ。

さて、今回、六本木二日とも二階席外れた甲斐があってか、渋谷公会堂は9列目ど真ん中。んもう、汗の飛び散りが確認できるレベルです。また、今回席が、会ってみたかったフォロワーさんお二人と近く、開演までめちゃくちゃ楽しく過ごせました。「火の鳥」を聞いている間もなく開演!

あら、熱い囁き声が聞こえてくるじゃない。しかも熱すぎて聞き取れない。でも炎の中とか言ってるし‥。これは!
フワフワカーテンが開き、出てきました、岡村が!かっけー、赤のしかもすでに胸がはだけたジャケット!きゃーっ!

まずね、一曲目に驚きましたよ。ベジタブル、しかもフル!いつもワンフレーズでドン、的な部分でジャガジャカ歌っているのに、今回はフル。しかも後半、やっぱりワンフレーズ歌いますからね、ふたたび。どんだけ好きなの、この曲。
でもかわいいんです、これがまた。私だって好きなんです。
nineteenの次が噂には聞いていたカバー「今日はね、U2歌うよ!」との自己申告ののち「終わりなき旅 」を。しかも「渋谷!」とコール&レスポンスの要求。ファンクだわ、俺様だわ、逆にかっけーわ!とめちゃめちゃウケたところで、カルアミルクへ。
スマスマで歌っている時とはやはり違う、優しい歌い方。ほんとに素敵な歌詞とメロディーだなー。今さらながら思いましたよ。
んでもって、楽しみだったこの曲がついに登場!「彼氏になって優しくなって」。嬉しい。本当にライブで新曲を聴く時ほど嬉しいものはなし!この会場全体の喜びを一身に受けて歌う岡村のイキイキした姿を観るのが嬉しい。やっぱりね、みんな待っているんだよ、今現在の岡村ちゃんの音楽をさ!

いじわる
アチチチ
ベジタブル(ショート)
と続いた後の「聖書 」「学校じゃもちきりさ、そのことで」あたりで振ってくれた手は、確実に私に振られていた!と、もはや痛いファンだだ漏れ状態の私でしたが、
「愛はおしゃれじゃない」でまたヒートアップ!昨年の「将来の夢」に行っていない私は、これも生で聴くのは初めて。しかもこれをCDで聴いたときには、これはこいちゃんwith岡村ちゃんって感じよねー、とあまり積極的に聴いてなかったんですよね。しかしスマスマで日本一のアイドル達と歌っているのがとてもキュートで、期待しておりました。かんわいい。ものすごくかんわいい。たまらないです、49のおっさんなのに、ほんとに持って帰りたくなる可愛さ。どこに発注したら手に入るでしょう、このミニチュアロボ。
そして「ビバナミダ 」。いい曲ですよ。ライブにぴったりですよ。まだあの白石さんの「新曲やります!」の瞬間が忘れられないですよ。なんかね、シアワセですよ、新しい曲連続して聴くって。夢かと思いますよ。夢なら醒めないで。

「イケナイコトカイ 」ライブの体調ポイント。出てましたよ、声。いや、この曲に関わらず、かなり声の調子万全でしたね、今回。高いキーも難なく出ていて、全部安心して聴けました。

「5モンキー 」いいね、ジャジーアレンジ。やっぱり岡村はアレンジの天才です。このオトナの岡村がジャジーに歌う合唱部の部長さーん。だいすき。たばこを燻らせ、消しながらデンス。超めんこい。

「ターザンボーイ 」これはね、もう会場一体となっての大合唱。これで盛り上がらないはずがない。ライオンと戦える男でいたい、の歌詞が今の岡村にがっちりと合います。

さあ、ここからは俺の元久、白石さんの出番です。スマスマでは、あまりにも白石さんが奥まっていたので、もう見つけるだけで精一杯だったので、この日は髪のツヤツヤ感までもガン見。

本日の元久グッジョブその1
ナンシー関展のチラシを取り出し紹介。そしてナンシー関Tを着ていた最前列の男性を舞台に上げ、そのTシャツの質感を岡村に確認させる。つまり岡村にその男性をさわらせる。いやー、長年のファンらしきその男性、羨ましいぞ、こんちくしょう!

本日の元久グッジョブその2
岡村ちゃん御休憩タイムにお言葉を賜る作戦を長年継続してきた彼ですが、本日ついにその努力が報われたのです。
客席に座った私達と、ご休憩の岡村さんを、喫茶店で向かい合った二人と設定してくれ、そこでぜひ岡村さんに
「なに飲む?」
と聞いてあげてくれませんか?とお願い。もちろん相変わらず押し黙る岡村に、今回はかなり粘る元久。ついに元久マイクに入るほどの声の大きさで
「これで最後ね!」
と強い念押し後、ついについに

「なにか飲む?」

私ね、たった5文字のたわいもない言葉で自分がこんなに萌えるとは。もう変な黄色い声が出てしまいました。そう、この瞬間を元久は「阿鼻叫喚」と表現しておりました。まさにそんな感じ。靖幸が喋るかクララが立つか。そのレベルですからね。来て良かった、俺。

そして、鉄板ソング登場。なんですが、いつも聴いてるこの曲ですが、今日の私にとっては号泣ポイントでした。曲はあのロン。どんだけ聴いてきたかわからない曲。しかし、今日のこの瞬間、またこの曲を、黒のオベーションをかき鳴らしながら笑顔で歌う岡村が観れることの幸せを思うと、一年ぶりの生ロンは、本当に私にとっての宝物でした。私にとって、たった一人の汗まみれのスターは岡村靖幸だけなんだ、やっぱり。
そして思う存分「だいすき」を歌い叫び、ちょいと休憩。ここまでの衣装も素敵スーツでしたよ!

ほんでもって、この曲やる?と喜びの叫びをあげた「19歳の秘かな欲望 」。美里バージョンももちろん好きだけど、岡村バージョンはほんとかっこいいんだよねー。
またも「リラックス」ぶっこんできて、この曲もコール&レスポンス要求。こういうところ、ほんとすごいね。付き合いのいい私も靖幸オリジナル以外はおとなしくしてます、はい。

「ハレンチ 」「ステップUP 」とアガる曲連発。やっぱ私、岡村の曲で嫌いなものなんかないわ!と飛び跳ねながら「スーパーガール 」。デンスチェンスロメンスの自分次第具合は、もちろんとりゃーっ、とした側転にて表現して下さいました。最高。

さてさてアンコールの弾き語り、ちょろりとスティービーを流した後(と思い込んでたら、ビリー・ジョエルだったんですって奥様!どこに耳つけてるの自分。恥)「渋谷のベイベー」。肌寒いを連呼したのち、ユニクロヒートテックを求めず、靖幸ちゃんのミートテック(いや、本人はそこまで言ってないが、そういう意味ね)を求めてくれ、と。
靖幸ミートテック、僕しか販売してない。
弾き語りレベルかなり高かったです。満腹。
「友人のふり 」渋谷歌って!と一番では言ってくれたのに、彼ったら二番は急に歌わないという行為で「こっから歌え」の意思表示。新しいパターンです。
ライオンハート 」これね、ほんとカラオケで歌うと難しいのよ。上手いんだよねー、本人。このメロディーライン好きなんだろうな。名曲。

「愛の才能」をベースとした弾き語り。お別れはさみしいぜ、と、それを言うなよ、岡村ちゃん。もう一回最初から聴いてもいいくらいなんだせ!
そして最後のアウブル。一番最後の曲と知りながらでも絶対聴きたい曲。いつでも1階。俺たち1階!

こうして私のファイヤー終了。ツアー名を聞いた瞬間から期待した元久との「ファイヤー!」の叫び合い(よこりん、そしてじゅんろうさんまでもが叫ばされましたけどね)。楽しかった。

この日のステージには私のだいすきな岡村靖幸が全部いました。かわいらしく、かっこよく、エロい靖幸。セトリもそりゃいつもと同じ曲もたくさんありました。でもやっぱりアレンジの天才、そして曲と曲との繋ぎのセンスが回を追うごとにレベルがアップしていました。何よりも笑顔で客に手を振る岡村靖幸を観る多幸感。私、ほんとにこの人を好きで居続けて良かった。そして岡村靖幸、いろいろ努力してんなー、と。全ての楽曲は、この今現在の岡村の状態を予感して書かれ続けたのではないかと思うくらい、唯一無二の歌いっぷり。やっぱり岡村靖幸はスーパースターでした!
靖幸、最高!

あ、どんだけ今の私が岡村オンリーかというと、スマホ待受が現在これ。
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