アイツと、読書と、音楽と

岡村ちゃんに長患い

矢野顕子コンサートに行ってきた!

矢野顕子、忌野清志郎を歌う

矢野顕子、忌野清志郎を歌う

このところわたくしが矢野顕子さんと忌野清志郎さんにかぶれてる話は、このブログの読者の方々はすでにご存知ですね。そのきっかけとなったのが、このアルバムです。アルバム紹介のラジオ番組から聴こえてきたピアノの音に強烈に惹かれ、アルバムを聴き始めました。

矢野顕子の不思議なところは、他人の歌をアレンジして歌った場合、例え元歌を知らなかったとして、一緒に原曲も好きにさせちゃうところだと思います。私は清志郎が遠い遠い単独宇宙ツアーに出てからのファンなので、知らない曲の方がかなり多いのです。特にこのアルバムは、みんながあまり知らないような名曲を選んだ、と矢野さん自身が言ってましたし、私などは初めて聴く曲が多かったわけです。しかし、完全にアレンジされたそれらの歌は、いかに矢野さんが好きで、音符の一つ一つに愛情を注いだかが手に取るように感じられ、清志郎ってこんなにすごい曲を作っていたのか、と感じられるものにきちんと育てられた状態で存在しているのです。

で、前置きが長くなりましたが、矢野さんがこのアルバムをタイトルとしたコンサートツアーをやるってんで、はりきってチケットをとり、行ってまいりました。

f:id:sakurakanade:20130525161801j:plainじゃじゃーん!人生初渋谷公会堂。良かった、人生初CCレモンホールじゃなくて、と施設名の復活を喜びつつ、早めに到着。開演1時間前から物販開始。今回のお目当てはこれ!
f:id:sakurakanade:20130525162047j:plain清志郎がよく履いていた「ブーツ」ブーツを矢野さんが真似っこしてかわゆいピンクのブーツをお作りになったのですが、それを縮小したピアスでございます。たまらんかわいさ!購入してすぐに装着。嬉しいなぁー、らららー、と心の中で歌いつつ会場入り。

今回もまだコンサート運に恵まれ続けているらしく、5列目ど真ん中よりちょいと左。そう、ピアノを弾く矢野さんがガッツリ拝めるポジション。やったね!舞台にはピアノ2台、そしてカラフルなビニール風船多数。これまたかわゆす!
さて、なんでピアノが2台かって?この日のゲストが清水ミチコさんだからですよ。ほほほ。二重の楽しみに胸が高鳴ってまいりました。ほぼ時刻どおりに開演。

ステージ上のスクリーンに映し出されたのは清志郎と矢野さんが歌う「ひとつだけ」の映像。清志郎登場部分では会場から拍手が‼みんな同じ気持ちでこの映像を見ているんだ、と嬉しくなりました。途中からピンクの衣装に身を包んだお姫様のようにかわいらしい矢野さん登場。一曲目の、私の最近一番のお気に入りというか、人生のテーマ曲でもある「誇り高く生きよう」の始まりです。

とにかく驚いたのは、矢野さんのステージというのは、常に音楽が流れ続けているということ。もちろん、一曲一曲、きちんと終わるんですよ。しかし流れが途切れることが全くない!これは観客にとって究極というか理想の形です。合間合間すら心地よいなんて、贅沢極まりない!あぁ、これが矢野顕子のステージが生き物であるといわれる所以だなと実感。

アルバムの曲を4曲やったところで民生の「野ばら」。これは原曲もアレンジも知らないので、とても面白く聴けました。
ここからは、清水みっちゃん登場!いきなり「丘を越えて」でふたり矢野顕子矢野顕子矢野顕子とハモってる状態。ブラボー!
次に選んだのが、これまた最近私がyoutubeでハマっている井上陽水清志郎の共作「帰れない二人」。みっちゃんもちろん陽水役。ブラボー!
みっちゃん凄いなー、と感心した私は甘かった。ここからが彼女の本気度120%。
完璧な世界観をもつ「David」を歌いこなし、なんと清志郎の真似で「スローバラード」を歌ったのです。これが怖いくらい似ている。もう、モノマネじゃない!
この曲を選んだことも、歌いこなしたことも、天晴れとしか言いようがありません。

この後はまた矢野さんお一人のスタイルに。ここで、アルバムでは完全に前衛音楽と化していた「500マイル」登場。伴奏はトラックで歌ったのですが、この日一番の驚き。どんだけ天才なんだ、矢野顕子!どういう身体を持てば、あのリズム感が培われるんだ?と感嘆符とはてなマークでいっぱい。
その後新曲があったり、「いい日旅立ち」をいれてきたり、心地よい曲で進み、「恩赦」でラスト。これも熱演!感動。

そしてアンコールには、例のピンクブーツで登場!ステキ!
一番清志ちゃんのなかで優しい曲、という紹介で「セラピー」。ほんと私もそう思います、矢野さん!
大トリは、再びみっちゃん登場で「ひとつだけ」。
とにかくみっちゃんの努力、才能、矢野顕子清志郎に対する愛情が半端ないということがよくわかりました。
コンサートにくる前に、妹に「モノマネで泣くなんてもったいない」といわれていた私、ごめんね妹よ、姉ちゃん号泣だったよ。

2時間ちょっと、夢のような本当に素晴らしいステージでした。
感謝しまーす!

  1. 誇り高く生きよう
  2. デイ・ドリーム・ビリーバー
  3. 雑踏
  4. 毎日がブランニューデイ
  5. 野ばら(奥田民生
  6. * 丘を越えて
  7. * 帰れない二人(井上陽水 / 忌野清志郎との合作
  8. * David
  9. * スローバラード(RCサクセション
  10. 500マイル
  11. 約束
  12. 胸が張り裂けそう
  13. 海のものでも山のものでも(新曲
  14. いい日旅立ち気球にのってをインサート
  15. 恩赦
    けんかでデート(共演映像 / 原曲はPaul & Paula。日本語訳は田辺靖雄と梓みちよ
アンコール
  1. セラピー
  2. * ひとつだけ

* は、清水ミチコさんと共演